WoWs Blitz 初心者講座【駆逐艦ツリー編】
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今日は駆逐艦ツリーについて。今週からドイツ駆逐艦ツリーが実装されたのでそちらも含めて解説していきます。
あくまでも初心者向けの一般的な解釈として読んでくださいね。
【初心者におすすめの駆逐艦ツリー】
駆逐艦は魚雷の強いものと方が強いものに別れます。
まずここで大きく仕事が分かれてきます。
魚雷駆逐艦の攻撃対象は戦艦。砲駆逐艦は同じ駆逐艦キラーです。
(★は初めてのツリーおすすめ度)
<日本駆逐艦>★★★★★
魚雷駆逐艦と言えば日本。ツリーが2種類あって、魚雷の強い島風ツリーと、砲が強い秋月ツリーに別れています。
ここで★5としているのは「島風ツリー」のことです。秋月ルートは扱いが難しく環境的に苦戦を強いられているので、★2くらいの評価でおすすめしません。
その島風ツリーの強い艦がいくつかあります。tier6の吹雪、tier7の暁、そしてなんといってもtier10最強の島風です。
全てに共通するプレイスタイルは「隠蔽魚雷を撃つ」こと。
艦にはそれぞれ敵に見つからない隠蔽距離が設定されています。ざっくり説明すると、日本駆逐艦は6kmより近づかないと発見できない優秀な隠蔽値と、雷速が速く長い射程距離と高い攻撃力を合わせ持った強力な魚雷を搭載しています。
要するに「6kmより近づかず、8km以内で魚雷を撃てば攻撃を気付かれることなく完遂できる」ということです。これこそが日本駆逐艦の最大の長所。他国の駆逐艦では魚雷射程の関係で、ここまで強力な隠蔽魚雷は撃てません。
この概念とスキルを身につけることは、全ての駆逐艦に応用が出来ます。たとえ隠蔽魚雷が撃てなくても、隠蔽の概念さえ知っていれば、忍者のように近づき、攻撃後には逃げることができるようになります。初心者さんは意識していないことが多いのですが、ミニマップに映っている円形の線(一つは射程距離、一つは隠蔽距離)は隠蔽の距離を表しています。これが本当に重要です。勝率が5割に満たない初心者さんはこれを意識していないことが多い。逆にこれを意識できるようになれば初心者卒業です。
隠蔽の概念を一番大事にしなければいけない日本駆逐艦は、最初に始めるに相応しい駆逐艦と言えるでしょう。
ツリー自体も強力で、特にtier10の戦場は「島風にいかに対抗するか」というメタで現在構成されています。
機動力は平凡だけど魚雷の強いtier6吹雪の使い方は、同タイプのtier8陽炎、tier9夕雲で活かすことができるでしょう。そして、同tier帯最強と名高い機動力に秀でたtier7暁とtier10島風は、時には敵の懐にまでもぐりこんで絶コロ魚雷をぶち込んできます。
やって損は無い、魅力的なツリーです。
<アメリカ駆逐艦>★★★
日本が魚雷特化の駆逐艦だとすると、アメリカはバランス型の駆逐艦です。クルクルとよく回る旋回速度を持ち、魚雷もそこそこ、主砲もそこそこ強い。
ただ、tier7マハンくらいまでは魚雷射程が短いので近接戦が主なスタイルとなります。隠蔽や島影を使いつつ接近し一気に肉薄、魚雷を叩き込んでいくのが基本的な戦法。高tierになってくると煙幕も使えるので軽快な足回り(ただし最高速は遅い)を同時に駆使して近中距離戦を挑んでいきます。
低tierなどはまだ他の艦の射程も短く、自然と近接戦になりやすいので活躍できることが多いです。特にtier4のクレムソンが強いですが、このtier帯の米駆は両舷魚雷といって、船体の右と左別々に魚雷発射管がついていて扱いに注意が必要。これが上手く使えると右で撃ってさらに左で撃つなど、大ダメージを与えることができます。(でもけっこうムズカシイ)
中tierで他艦の射程が延び、中・遠距離戦が多くなってくると少し苦戦することが多くなりますが、そこまでに培ってきた技術はtier8最強の駆逐艦と言っても過言ではないベンソンで花開きます。tier9のフレッチャー、tier10のギアリングはその万能型ベンソンを順当に強化していった感じになります。
ただし、序盤から気をつけることが多く、強い距離感をつかむまで少し難易度が高く感じるので★3としました。
<ソ連駆逐艦>★★
足が速く舵は重い、主砲の能力はピカイチ、魚雷射程が5kmに届かないソ連駆逐艦。
そんな特徴的な能力を持つ典型的な砲駆逐艦ルートのソ連ツリー。
もう基本的に狩るべきは駆逐艦です。その優れた主砲性能を用い、見かけた駆逐艦を追い掛け回すのが仕事。考え方としては超高速な巡洋艦だと思ったほうがわかりやすいと思います。
なんせ魚雷(当たれば強い)が4-5kmしか届かないので、戦艦に当てに行くときはほぼ特攻状態です。最高速は速いけどなにせ舵が利かないので回避行動が難しい。最初から戦艦につっこむと、相手も撃沈できるかもしれませんが自分もたいてい沈んでしまいます。特攻するときは敵の駆逐艦を沈めた後、試合終盤にやりましょう。
足が速くなんとなく進んでいると孤立しがちなので、ミニマップを良くみて進軍することも大事。
攻撃力不足から脱せないtier6くらいまではその特徴的な性能もあいまって苦戦を強いられます。tier7ミンスクから徐々に攻撃力が伸びてきて、tier8のタシュケント、tier9のキエフ、tier10のハバロフスクはとても強力です。とくにタシュケントとキエフは対駆逐艦のスペシャリストとして活躍できるでしょう。ハバロは攻撃力は高いものの、でかくて小回りが利かないのが少々玉に瑕。
高tierに強力な艦が揃っているの大器晩成型のツリー、ソ連駆逐艦。
対駆逐に特化した超高速巡洋艦としてのスタイルを貫いているので、そんなプレイをしてみたい人以外は使いにくいと感じることがあると思います。
<ドイツ駆逐艦>★★★★
現在、最新のツリーとして実装されたのがドイツ駆逐艦。
主砲AP弾が巡洋艦並に強く、魚雷は攻撃力こそ低いものの短いスパンでぽんぽん撃つことができます。雷速は遅いですが、射程距離が長いので予測撃ちの練習にぴったり。足回りは鈍重ですが、最低限の機動力は確保しています。同じ強力な砲駆であるソ連は追撃が可能な攻めの砲駆、ドイツは攻めてきた相手にカウンターが可能な守りの砲駆と言えるでしょう。(秋月ルート?知らない子ですね…)
スキルもソナー(煙幕を無効化する!)や煙幕(tier9、10で実装)を持っておりとても優秀です。
低tier帯はいろんな事情から少し苦戦しますが、tier6エルンスト・ゲーテからは安定した強さを持ち、よって★4としました。
tier10のz52は強力なスキルを用いて島風とギアリングに優位に立つことができるでしょう。煙幕を用いたハバロとの対決も熱いですね。
万能艦としての印象が強いですが、その分魚雷ダメージが乏しく、総ダメージ量では少々不満が残るかもしれません。ただ、特に弱点がないその性能は使いやすい駆逐艦として認識して良いと思います。
<まとめ>
まずはやることがわかりやすい日本駆逐艦で隠蔽魚雷の技術を身につけるのが良いと思います。主砲を撃つと隠蔽が剥がれてすぐに見つかってしまうので、日本駆逐艦においては試合で一回も主砲を撃たない、むしろ撃つな、というくらいこの隠蔽の概念は大事です。
砲が強い駆逐艦は状況によっては撃つべきですが、駆逐艦の主砲のダメージと隠蔽、どちらが大事か必ず判断してから行動に移しましょう。
これらがわかってくれば各国の特徴を活かしたプレイが出来るようになると思います。そうなってくると試合で一番のダメージを稼ぎ出せる駆逐艦は乗ってて楽しい艦種です。戦艦や巡洋艦と違って単独行動が許され、完結できるのも強みですね。序盤や終盤の占領も重要なので特に占領戦の最序盤はダッシュしましょう。
小さいながらも試合を決めることの出来る駆逐艦。自分のPSでチームを勝利に導きましょう!
それではみなさま、良い駆逐艦ライフを!
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