Fav乃音

元楽器吹きの備忘録。雑貨、電子機器、ダイエット、コンサート、ゲーム・・・ ~My favorite things~

【WoWs Legends】駆逐艦ツリー解説

前回の戦艦に引き続き、今回は初心者向け駆逐艦ツリー解説です。

 

 《World of Warships Legends》

wowslegends.com

 

 
<どれが強いの?>

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日本駆逐艦「吹雪」

魚雷なら日本、砲撃はアメリカ、煙幕のイギリス。

ざっくり言うとこんな感じです。初心者さんが最初に手を出すのであれば、「魚雷を当てる」練習ができる日本駆逐艦をまずはおススメします。遠方から隠蔽魚雷にチャレンジするのがまずは第一歩ですね。だんだん慣れてきたら、近接が強いアメリカや煙幕を使ってトリッキーな動きが出来るイギリスも使ってみるとよいでしょう。

このまとめを見て、どのツリーを目指すか参考にしてもらえれば幸いです。




<tier4>

・米駆逐艦 ファラガット ★★★

魚雷射程5km。超危険距離まで接近しないと魚雷が届かないのがアメリカくおりてぃ。

大海原に怯え、島影を探す日々が始まる。

そのかわり、他の駆逐艦とタイマンになったらかなり優位。大抵打ち勝てるので見かけたら因縁吹っかけていこう。(他の巡洋艦の存在には気をつけること!)

魚雷を撃つタイミングが難しいので、長い煙幕(アメリカは2分間継続する)の中から主砲ぽんぽん撃って戦艦その他燃やすほうが安定してダメージを稼げそう。でもずっと煙に引きこもってると大量の魚雷を流されるので注意!



・日駆逐艦 睦月 ★★★★

隠蔽魚雷練習艦。主砲はゴミ、ほんとゴミ。あと一発で沈められる、なんてシチュエーション以外は撃たなくていい。でもミリ残しに撃ってもたいてい沈まんくらいはゴミ。もうむしろ撃つな。バレる。

よって隠蔽を維持し、見つからずに魚雷を撃つのが最大の武器であり有効な戦法。tier4、5と隠蔽魚雷を撃てるのは日本駆逐艦しかいない。この強みを最大限に活かしていこう。

他国駆逐艦が見えたら逃げた方が無難。主砲の撃ち合いでは絶対に勝てない。上を目指す人は近接魚雷でドッグファイトに挑戦してみてもいいかもしれない。魚雷外した時点で負け確定するので、上手い人の読み合い見てるとなかなか熱く、スリル満点である。



・英駆逐艦 アカスタ ★★★

煙幕。煙幕である。イギリスは煙幕。

40秒の煙幕を短いスパンで5回使える。ここだ!と思ったらがんがん使おう。一回煙幕使い終えても少し経てばその次をまた使える。これを念頭に立ち回るのが英国紳士の嗜みである。ソナーなどの看破スキルを持っていないとやられるほうはマジでウザい(褒め言葉)。

主砲もそこそこ、魚雷もそこそこ、機動性もそこそこ。日本やアメリカのように突出した強みが無く、器用貧乏な面が多分にある。

だからこその煙。この煙を使って、敵を撹乱し混乱に陥れよう。



<tier5>

・米駆逐艦 マハン ★★★

吹雪にケンカ売りに行くのが仕事。主砲は4秒に一度撃てるようになり、タイマンではかなり有利。戦艦・巡洋艦目線でも煙の中からずっと撃ってくるマハンはまじウザい。そのかわり一撃に重みはないので、継続的に撃つ必要が出てくる。煙の中でも油断せず、火力を維持しつつも魚雷等への警戒態勢は怠らないようにしよう。存在がウザ過ぎてキレた敵から魚雷や盲目榴弾が大量投下されること多し。まじ怖い。

ソロだとその強さを実感しにくいのだけど、フレンドと一緒にマハン同士で出撃したりすると、駆逐絶ころ兄弟(姉妹)として覚醒する。兄弟で吹雪ちゃんを追っかけまわすのすごく楽しい。次級ベンソンでアメリカ駆逐は一つのピークを迎えるので、それまでは他の駆逐艦に嫌がらせして経験値を稼ぐのだ!



・日駆逐艦 吹雪 ★★★★

The 日本駆逐艦。史実でも恐れられた日本駆逐艦の代表格。が、入手当初はその短くされた魚雷射程にびっくりすることだろう。

「隠蔽魚雷撃てないじゃん!!どうすりゃいいの!!!」

隠蔽魚雷メインで経験を積んできた日本駆逐艦乗りにとって青天の霹靂である。これには運営の意図があって「お前らこれまで隠蔽魚雷しかやってこなかっただろうからちょっとは駆逐の主砲も練習せい」ってのが顕著に伝わってくる。実際、これまでゴミだった主砲性能がかなりよくなり、他国の駆逐艦とも多少なりとも撃ち合えるくらいにはなってる。(ただタイマンすると負けるので注意)

要するに、後期魚雷開発するまでは煙幕なんかを使って主砲で燃やしたりしなさいっていう運営の心意気である。(でも、魚雷射程6kmはやりすぎだろ。。。)

吹雪が真価を発揮するのは後期魚雷を開発してから。ここで10kmの魚雷を3×3ばら撒けるようになる。クソ強い。一発も重いので隠蔽魚雷撃ってるだけでも脅威となる。

正直、魚雷射程が延びるまではかなり辛いのでグローバル経験値を使ってサクッと開発してしまった方が良いと思う。隠蔽魚雷撃てない吹雪なんて我々は求めてないんだよ!



・英駆逐艦 イカルス ★★

一つ間違えば万能艦になるはずだった。だが現実は器用貧乏一直線。マハンほどの投射量はなく、吹雪のような強い魚雷も持っていない。英国面の悪いところを詰め込んだ当艦はツリー随一の苦行艦といって差し支えないだろう。それでも煙幕さえあれば何とかなってしまう部分は変態紳士たる所以。さすがである。

ジャービスからは隠蔽魚雷も出来るようになるし、砲の配置も艦首に集まり実戦で使いやすくなる。先を急ぐならばグローバル経験値でさっさと装備をそろえてしまい、その勢いで次まで進めてしまったほうが良いかもしれない。

戦艦に引き続き、コメントに困ると「変態紳士」「紅茶をキメる」等、英国ネタに走って誤魔化そうとしている点については大変申し訳なく、煙幕を張って逃げたい衝動に駆られる。

英国ファンの皆様ごめんなさい。




<tier6>

・米駆逐艦 ベンソン ★★★★

後期魚雷開発を終えると魚雷射程が9.2kmまで伸びる。ようやくアメリカも隠蔽外から魚雷を撃てるようになるのだ。こうなってくると元々強い主砲性能も相まって万能駆逐艦としての存在感がマシマシになる。

実質アンチが巡洋艦しか存在しなくなり、駆逐艦相手にも戦艦相手にも優位が取れるようになる。弾道が高くて偏差が取りづらい?修正して3秒後に撃てばいいんだよ!!すぐだすぐ!!

ハッピートリガーな艦は偏差の調整が容易いので、心置きなく撃てる。足も速く隙が無い後期のベンソンは本当に強い。後期は★5つけてもいいくらいなので、米駆逐艦乗りはまずはベンソンを目指そう!



・日駆逐艦 暁 ★★★★★

吹雪が優秀な機動性を手に入れた。そんなの弱いわけ無いじゃん!日本駆逐艦のひとつの完成系。

同格巡洋艦はまだレーダーを持っていないので、艦載機に注意しながら隠蔽魚雷を逐次投下。陣地転換をしてまた投下。勝負のタイミングでは煙幕やスピードブーストを駆使して戦艦に絶ころ魚雷も当てにいける。ミニマップを見て戦況の把握さえ出来れば、試合を支配できるだろう。

ライバル達も開発が終われば強力に進化するtier6だが、暁は最初から強い。tier7戦でも同じ戦法でしっかりと戦える。陣地転換、占領、アンチからの回避、突撃、全てに繋がる機動性は本当に武器。よって唯一の★5。



・英駆逐艦 ジャービス ★★★

実はジャービスも後期魚雷から隠蔽魚雷が撃てるようになる。これでようやく!日の目を見るかと思いきやライバルたちも強力に進化しており相対的に影が薄い。

悪い艦ではない。艦首に砲が集まっている為、追撃戦や艦首を前に向けた遅滞戦には強い。この部分はとても重要だ。ただし引き撃ちは苦手。暁もベンソンも、このtierの巡洋艦も足が速いゆえに。。。

悪くない、悪くはないんだ。ただ環境的に少し不遇なだけなんだ。

ここでもやはり煙幕がキーとなる。紳士の嗜みとしてライバルたちを煙に巻いておこう。

発煙時間が短い英国は、スキル使用直後に全力で「後進」に入れないと煙幕範囲からはみ出しちゃうので気をつけて!




<tier7>

・米駆逐艦 フレッチャー ★★★★

駆逐艦絶ころマン。日本駆逐艦なんて見かけたら、嬉々として襲ってくる。最高速度はそこまで出ないけど、良好な機動性能と3秒ちょいで次々と撃ってくる榴弾。駆逐はこいつとガチでなぐりあっちゃダメだ。軽巡洋艦が存在しない現環境ではそのような立ち廻りをした方が強いと思う。魚雷は雷速遅めの9.2kmなので、置き魚雷のセンスが問われるが、何でもできる万能艦のため、上手い駆逐乗りが使うと止まらない。苦手とする艦が巡洋艦しかいないのでマップを大きく使えるのがその所以。アメリカを代表する駆逐艦の名に相応しい強さを持つ。



・日駆逐艦 陽炎 ★★★

暗闇から魚雷を垂れ流す暗殺者。足はそこまで早くないので、優良な隠蔽を武器に射程範囲まで忍び寄り、魚雷をばら撒いて闇に消えていく。そんな使い方が一番強いであろう。隠蔽を使いこなせて初めて陽炎は輝く。雷速は他国のものより2ランクほど速い。読みと立ち廻りで見えない暗殺者として敵艦にプレッシャーをかけていく。主砲もそんなに弱くないけど、隠蔽が剥がれる方がよっぽどデメリットがあるので被発見時以外はほとんど撃たない。天敵はボルチモア(レーダー)。これに補足されると陽炎艦長の悲鳴がもれなく聞こえてくる。

他国とは一線を画した魚雷の強さ。雷撃職人にとっては唯一無二の駆逐艦になるだろう。



・英駆逐艦 ライトニング ★★★

熟練の英駆逐艦乗りにもぜひ加筆してもらいたいところだが、ツリー最後のまとめとして英国駆逐艦の良い所を上げていこうと思う。

 

①煙幕が優秀・・・他国の駆逐艦が煙幕を使って勝負をかけるタイミング、その倍英駆はチャレンジできる。時間的におかわりもいけるので継続性もある。

②魚雷を一本ずつ撃てる・・・これぞ英国面。他国だと絶ころ魚雷を撃っても拡散して数本は外れてしまうものだけど、英国はプレイヤーの腕次第で全て当てれる。これは、PS次第で全艦種全ツリー最高の瞬間火力を出せることと同義。

③防御姿勢をとりながら火力出せる・・・高tierの英駆は前に砲台が2つついているため、防御姿勢で縦を向きながら安定した火力を出せる。煙幕中に魚雷を流されても事故が少ない。

④加速がクソ速い・・・圧倒的なまでの加速性能。煙が切れたらハイさよなら!を実践する為にこの加速力は欠かせない。んでちょっと逃げ(避け)たらまた煙焚けばいいんだし!

 

あれ?最強じゃね?

実際弱くないし、PS次第で大化けするツリーなんだと思う。歴戦の駆逐艦乗りたちが更なるステージを求めてチャレンジするのが英駆なのかもしれない。実際、煙の使い方や逃げ方、縦の向け方を知ってる英駆逐は憎らしいほど相手し辛い。

ただし、初心者にはかなりおススメできないあたり変態紳士の面目躍如といったところか(お約束)。




<まとめ>

というわけで、駆逐艦についてまとめてみました。

空母がいない現環境で、一番ゲームをひっくり返せる能力をもっているのが駆逐艦だと思います。

戦艦や巡洋艦はどうしても味方の動きに大きな影響を受け、単独行動ができないにもかかわらず、駆逐艦はある程度の制約はあれど、自分で行きたいところに行くことができます。

戦艦を乗った後に駆逐艦に乗ると「わたしは自由だああ!!!」と思わず駆け出してしまうのですが、そんな自由さも駆逐艦の魅力ではないでしょうか。

上級者ともなればただ自由に動くだけでなく、スポット(視界)を意識しながら敵の駆逐艦を索敵し、隠蔽を用いて強制的にクロスファイアの状況を作ったり置き魚雷で敵の動きを制限したりします。高tierでは作業量とマップ把握、読み、戦況把握、全てを要求される艦種です。

敵の動きを読みきって雷撃に成功し、破壊的一撃をぶち込んだときの爽快感は本当にたまりません。クセになる。

そんな駆逐艦、みなさんもぜひ体験してみてください。

 

それではみなさま、良い駆逐艦ライフを!